潮風の中、ふたりで満喫!鎌倉&湘南厳選地元グルメ味わいデート

季節ごとに地元のおいしい食べものを楽しめるのが鎌倉や湘南地区。地元の人が太鼓判を押す料理や食材を楽しみながら大切な人と過ごせる「鎌倉&湘南味わいデート」をご提案します。美しい風景や街並みの中で楽しむグルメデートは、おいしいだけではなく思い出に残ることでしょう。

湘南&鎌倉の食材を楽しみつくす、おすすめデートプラン

鎌倉や湘南といえば食材の宝庫であり。観光客にも人気の飲食店は数え切れないほどあります。なかでも地元の皆さんも太鼓判を押す名店や隠れた名店を一挙にご紹介。ガイドブックに載っている有名な店もあれば、地元のかたしか知らない穴場まで、大切な人とのデートコースにぜひ組み入れてください。

湘南厳選グルメデート「逗子」編、春夏秋冬楽しめる海の幸

湘南地区の中でも、逗子はマリーナを中心に独自のリゾート文化を持つエリアです。車があるほうが便利かもしれません。ドライブデートを楽しみながら、逗子ならではの食事を予定に組み込みましょう。逗子の名物といえば「お寿司」にも使われる新鮮なお刺身。「すし」という発音は、逗子という地名から変化したという伝説もあるほどです。(諸説あり)1人当たりの魚介類消費量は、県内でベスト3。なんと横浜よりも上位につけているのです。魚好きの住む逗子で、目利きの料理人たちのつくるメニューを大切なひとと一緒に楽しみましょう。

湘南厳選グルメデート「魚佐次」

イスと座敷席があるお店。デートでは彼女好みの席をチョイス。鮮魚店が経営しているため、手ごろな価格で新鮮な湘南の魚定食が食べられます。料理は全て持ち帰りが可能なほか、鮮魚を買うこともできます。決して広くはないお店ですから予約をしたり、お昼時をはずすなど、混んでない時間を見計らって食事にいきましょう。

もちろんお刺身もおいしいのですが、こちらの名物「アジフライ」も絶品です。ひとりで何枚もテイクアウトする常連客の姿もあります。デートのお土産にいかがでしょう。魚のプロが作るアジフライは、ひと味もふた味もちがいます。

場所は逗子小坪漁港のすぐ近く。お座席とカウンターあわせて40席。平日はこしひかりのご飯とお味噌汁がおかわり自由。予約は11:30からのオープンのみ予約できます。但し20名以上の団体のお客様は途中の時間でも予約できます。数量限定の日替り弁当¥500も人気。

住所:逗子市小坪4-2-12
電話:0467-24-9823

ちなみに経営している鮮魚店は

この「魚佐次」を経営しているのが逗子駅前にある老舗の鮮魚店「魚佐次商店」。店内でさばかれたばかりの近海物のアジ、イワシ、サバ、イサキ、そして干物、貝類などまでが、所狭しとならんでいるお店です。毎朝、自信の目利きで魚河岸から仕入れた旬で新鮮な魚が豊富。種類の多さには驚きです。

魚佐次商店
住所:神奈川県逗子市逗子2-6-31
電話:046-871-2820

湘南厳選グルメデート「ピッコロ・ヴァーゾ」

小坪漁港でとれた新鮮な魚介や、三浦・鎌倉でとれた野菜を使ったイタリア料理。特に地元の釜揚げしらすを使った料理が人気です。からすみと地場産のしらすを使った、『小坪産シラスとカラスミのスパゲッティ』が一番のおすすめ。湘南デートプランにはぜひ加えたいお店です。

1991年にオープンしたこのお店「ピッコロ・ヴァーゾ」の特徴は、観光客にこびず、あくまでも地元のお客さんを大切にする姿勢。シェフの、愚直に料理に取り組む姿勢です。湘南の野菜や魚介類をふんだんに使った自慢料理に大切なひとと二人で舌鼓をうちましょう。ちなみに画像の料理は「怒りのカキ」。とても辛い料理ですが、大人気のメニューです。

芸能人の愛好者も多く、予約をしないとなかなか入店できない人気店です。デートで行くなら忘れずに。頑固で職人肌な店主は地元のみなさんに信頼されています。

住所:神奈川県逗子市小坪4-4-7
電話:0467-24-5858

湘南厳選グルメデート「カンティーナ逗子店」

逗子の美味しい食材を活かした地産地消の料理を楽しめるイタリアンレストラン。コンセプトは『ゆらりとこれるその場所には「おいしい料理が食べられる」「時間を忘れてくつろげる」「海を感じられる空間」というシンプルな幸せを楽しむことが出来る』というもの。

特注の石釜で焼くピザなどがお勧め料理。国道134号線沿いにあるのでテーブルによっては美しい海を見ながら食事を楽しめます。ところで、なぜ石窯で焼くとおいしくなるのでしょう。食材を直接焼くのではなく、余熱により焼きます。そのため、窯の中の温度が場所によって大きく違うと言うことがありません。熱風が一気に食材を包み込み、うまみや水分を逃さずに効率よく焼くことができるのです。

美しい白い建物のカンティーナ。駐車場もあります。店内も明るくて広いため、湘南デートにはぴったりです。お店は相模湾沿いに走る国道134号線に面していますから、昼間は海の美しさを食事しながら堪能できます。

住所:神奈川県逗子市新宿1-3-15
電話:046-870-6440

ここまで見ていますと、シラスを使った料理が多いことに気がつきます。”シラス”はイワシの幼魚のことで相模湾周辺地域の特産品です。食べ方は生、天日干し、釜揚げ、畳イワシ、ちりめんなど色々。近年食べられるお店が増えている「生シラス」はツルツルっと、磯の香りをそのまま味わえるのが魅力です。シラスを使った名物料理といえば、”生しらす丼”と”釜揚げしらす丼などがあります。ただ禁漁の時期があるなど食べられないときもありますので、出かけるその日に確認するとよいでしょう。

鎌倉&湘南厳選グルメデート「鎌倉」編ランチもディナーも海辺で

鎌倉には観光客向けの有名なお店はたくさんありますが、今回はガイドブックにはなかなか載らないようなお店も含めて、地元民にも愛されてきたお店をご紹介します。ガイドブック片手に有名なお店を探すのもよいのですが、自分でコースをじかに歩いて、歴史のありそうな食事どころをチェックするのも楽しいものです。

網元「勘浜水産」直営のしらす料理専門店。相模湾を望む国道134号線沿いにあり、獲れ立てのしらすなど、腰越の魚を堪能できます。駐車場は無料、車での湘南デートに便利です。「しらすや」の大きな看板が目印です。近所には小動神社や浄泉寺、満福寺、龍口寺などの見所があります。しらすが春の旬を迎える頃には緑も色づいて散策にはとてもよい季節となることでしょう。

一番人気は「しらすづくし定食」。 生しらす、釜揚げ、畳いわし、佃煮、しらすのかき揚げ。このほか、生しらすと釜揚げしらすを一度に味わえる2色丼や3色丼などが評判です。お値段も手ごろですが、お店でその日に確認をしてください。

お店は清潔でおしゃれな雰囲気。お店の窓からは美しい相模湾を見ることもできます。その日のおいしいものは、店内の黒板でチェックしましょう。

住所:鎌倉市腰越2-10-13
電話:0467-33-0363

湘南&鎌倉厳選グルメデート「はま善」

鎌倉由比ガ浜通りにある「いわし料理」専門店。「いわしづくし定食」やお刺身の盛り合わせが絶品。カウンターだけの小さなお店ですが、料理はボリュームがあり、しっかりとお食事できます。

バブル崩壊以降さざえの値段は下がっており、手ごろな値段になってきたのもうれしい。一方あわびは、クロアワビ、マダカアワビ、メガイアワビの3種が分布。酒蒸しや刺し身で食すのがおすすめ。から時期によって選ぶこだわりよう。お昼は定食が中心のメニュー、夜はお酒と肴で楽しめます。

仕入れは「腰越漁港」、「材木座海岸」のほか 「小坪漁港」、「佐島漁港」、「長井漁港」などを廻って地魚を仕入れます。創業は1986年で落ち着いた雰囲気。目利きに自信あり。
経験がものをいいます。

住所:鎌倉市由比ヶ浜3-12-19
電話:0467-22-8060

湘南&鎌倉厳選グルメデート「味楽」

街の中華屋さん、といった雰囲気ではありますが、メニューにはお客さんへの愛情が。基本的に化学調味料を使用せず、塩味も常識的な範囲に抑えられており、鶏ガラ、豚ガラ、鰹節などからとったスープのラーメンは自然な味。山海麺や地元のしらすが入ったチャーハンなどがおすすめ。

こちらが地しらすチャーハン。先代の味を守りながら暖かい接客をしてくれます。少し離れたところですが駐車場もあります。店内は清潔で、デートではなくてもふらりと入ってしまいそうです。

住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-12-20
電話:0467-22-3613

シラスや三崎まぐろは有名ですが、「さざえ」も名産品です。神奈川では潜水漁やみづき、刺網によって年間100tから400t程度が水揚げされています。一方あわびは、クロアワビ、マダカアワビ、メガイアワビの3種が分布。酒蒸しや刺し身で食べるのがお勧めです。

湘南&鎌倉厳選グルメデートのシメは鎌倉の暮らしを見つめてきたBAR

ここまでは地元の食材を使った食事を楽しめるお店をご紹介しました。このあと特別にご案内するBARは、地元鎌倉の「空気」を楽しめるお店。一時は惜しまれつつも閉店となりましたが、2016年11月から復活した老舗のBARです。醸成された大人の街、鎌倉の「空気」も味わっちゃいましょう。

湘南&鎌倉厳選グルメデート「THE BANK」

鎌倉・由比ガ浜通りにある伝説のBAR。閉店と開店を繰り返してきましたが2016年11月現在は営業中。旧鎌倉銀行由比ヶ浜出張所だった建物をそのまま使った渋いバーですが、チャージもなくカクテルも一杯1000円程度で良心的。デートのシメにおすすめです。Y字路の真ん中に立てられているのも特徴です。基本的には気楽に入れるお店なのですが重厚な扉に気後れしてしまうかも。そこを押して入れば、暖かく迎えてくれる空間があります。

店内は二重カウンターとテーブル席。シックなインテリアはドラマのロケにも使われました。有名な店ではありますが、地元のみなさんこそ、愛されているという感じ。こんなお店の常連になりたいものです。無口だが老練なマスターが、何もいわなくても自分の気持ちを代弁してくるかのようなカクテルを作ってくれたりして。

鎌倉銀行は大正時代に設立されて鎌倉辺りを営業地盤としていました。1941年に1県1銀行の政府方針により秦野銀行、相模銀行などとともに横浜銀行に統合されました。昔から日常の中に、この歴史的建物はあったのです。このBARはめまぐるしく変わってきた時代の生き証人でもあるわけです。

地元の皆さんに愛されてきた日常の中の老舗の味

いかがでしたか?今回ご紹介したのは永年地元で愛されてきた湘南グルメ。老舗ながら気取りのない雰囲気の中で食事を楽しめます。決して規模の大きい店ばかりではありませんので、公式サイトや紹介サイトで予約が必要かなど事前にチェックすることをお勧めします。

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