一度はあこがれる外国人との結婚。日本人同士の結婚と何が違うの？

いつの頃からでしょうか？日本にもたくさんの外国人が住むようになってきました。一時期は労働のために移住してきた外国人で、地方都市があふれかえった時代もありました。

今は、労働者というよりも、日本の文化や言語に惹かれ、日本が大好きだという外国人がたくさんやってきます。

2014年の政府の調査では、日本に滞在する外国人の数は（不法滞在者は含まない）約212万人にもなるそうです。ここには旅行者は含まれないので、彼らも含むと、私たちは相当数の外国人たちと接する機会があるわけです。

外国人との結婚ということを考えると、日本国内だけにはとどまらず、海外移住した日本人たちの現地での結婚も含むので、かなりの数の日本人が外国人と結婚していることになります。

日本国内での日本滞在外国人の数を考えると、国際結婚は今や決して珍しいものではなくなっているのが現実です。

そう考えると、外国人との結婚にあこがれていた人にとって、自分自身が海外に行かなくても外国人と出会う機会は少なくない時代、その可能性は十分にあるという朗報でもあります。

イギリス人は、そのお国柄から「ジェントルマン」（＝紳士）のイメージが強く、結婚してからも、女性を大切に扱ってくれる外国人ととらえられているのでしょうか？

2位はアメリカ人。ハリウッド映画が盛んな日本ではアメリカ人は、どの国よりも一番近しいイメージがあるのかもしれません。また「レディー・ファースト」のイメージも強く、やはり女性を大切にしてくれる外国人と期待されているのかもしれませんね。

3位のイタリア人は、外国人の中でも特に明るく活発なイメージですよね。そしてガールフレンドにいつもまとわりついているようなイメージがあります。

外国人男性たちは、日本人女性の中に何を見ているのでしょう？そして日本人女性との結婚に何を期待しているのでしょう？

実は筆者はアメリカに住んでいますが、日本人女性に対するアメリカ人を含む外国人男性の評価はかなり高いものがあります。

例えば、友達が遊びにきたらまずお茶などの飲み物で相手を気持ちよく迎え入れなどの、日本人にとっては当たり前のことすら、外国人は喜んでくれます。

もちろんアメリカ人女性にも優しい人はたくさんいます。でも古来から「男性をたてる」という文化の中で育った私たちは、意識せずとも「自分が前に出る」ということはあまりないのかもしれません。それは結婚してからも変わらない日本人女性が多いのかもしれませんね。

それでも、結婚生活の中では相手をたてつつ「内助の功」でしっかりサポートできてしまう、それが日本人女性の人気がある所以かもしれません。

私のまわりにもたくさんアメリカ人と結婚している人はいます。アメリカ人といっても、メキシコ系だったり中近東系だったり、ヨーロッパ系だったりと、日本人にとっては「外国人」というくくりの方が正しいかもしれません。

もちろん、外国人との結婚生活がうまくいっているカップルもたくさんいますが、そうでないカップルも同時にたくさんいます。

コミュニケーション能力は結婚生活の質を左右するひとつと言えると思います。言語を共有することで人間はお互いを理解しようとするからです。

外国人同士の恋愛のはじまりには言語はあまり必要ではないかもしれません。むしろ「愛」だけを語っている時期は言葉なんて要らないのでしょう。

そう考えると、外国人との幸せな国際結婚を望むなら、日本にいながらにして、相手の外国人が日本語を話してくれる方が、安定した結婚生活を送れる確率は高いのかもしれませんね。

日本にやってくる外国人はすでに日本の文化や歴史に興味があり、日本語を学ぶことにも積極的でしょう。日本人である自分が、わざわざ相手の言語を学ぶ必要もありません。

いかがでしたか？外国人との結婚生活には、驚くような発見が日々たくさんあると思います。でも、それは日本人と結婚しても同じことなのかもしれませんよね。